瀬戸内産銀付いりこ中羽

懇意にさせていただいている乾物屋さんが高松市にある。高松市の中央商店街の顔のような店だ。店内で削った鰹や、伊吹島はじめ瀬戸内各地で処理されたいりこ(煮干し)が店内に並んでいる。いりこは計り売りだ。サイズは大きいのから、大羽、中羽、小羽とある。値段もまちまちだが、計り売りの場合、高いものが人気だという。食べ比べると明らかに味が違う。高いのはそのまま食べてもとても美味しい。酒党の私はすっかりまいってしまった。酒の肴に最適だ。こりゃおかずにもおやつにもなる。

いりこの中でも最上級の『銀付』で、出汁と食べるのにも適した中羽のみを100g単位で袋詰めした商品を弊社向けに作っていただけるようになった。「香川県内のいりこ加工の島である伊吹島産のもの」との縛りをお願いしたが、銀付けで中羽と条件を縛りまくった場合、季節により供給ができないし、価格も決めようがない、とのこと。極力伊吹産でお願いはするものの、仕方ないので名称は瀬戸内産とした。

出汁をとるには、使う量の目安は水の約3%、水600ccに対し、いりこ約20g。とても上品なすっきりした出汁がとれる。そのままでも美味しい。ぼりぼりいける。トースターやフライパンで炙り、マヨネーズ、オリーブオイル、はちみつなど好みのものをつけて、おつまみ、オードブル、おやつとしてどうぞ。最近香川ではいりこ酒が流行っている。いりこを少し焦げ目がつくまで炙り、コップに入れ、飛び切り燗(65~70度)の酒を注ぎ、蓋をして2分ほど待って飲むものである。