代表メッセージ

生活協同組合コープかがわ、麺類の製造販売の㈱讃匠そして、おいしこくと食業界に約26年間携わってきました。その間、ずいぶん食を取り巻く環境は変わりました。1995年の阪神淡路大震災までは右肩上がりの勢いを感じました。当時のコープかがわは出店を加速していた時期で、新店オープン時には大変な人出と売上でした。

日本における食業界の売上のピークは1997年。
ここを境に一気に右肩下がりに転じます。

ダイエー、西友が破綻、その後マイカルなども破綻していきます。百貨店もそごう、西武破綻から統廃合が加速していきます。
国内市場が縮小した現在、大手流通はイオンとセブン・アイの2トップと伊藤忠ファミリーマート・ユニー連合、三菱商事・ローソン、などに集約が進みました。百貨店は閉店ラッシュが続いています。外食業界も顔ぶれが大きく変わりました。ファーストフードはマクドナルドを頂点にしたバーガーチェーンは輝きを失い、ゼンショーグループやトリドールなどの丼、うどんに敗北し、大手ファミレスチェ-ンも縮小の一途です。居酒屋業界はもっと新陳代謝のサイクルが早まっています。

要因は、少子高齢化という必然的なもの。そして経済政策の破綻からくるデフレです。私の暮らす香川県でも食環境は大きく変わりました。スーパーの大巨人マルナカが破綻してイオンの軍門に下り、セブンイレブン空白地も今は昔、コンビニ3番手ながらも店舗数は100店を超えました。外食事情も大きく変わり、県下最大のチェーン店は讃岐うどんではなくゼンショーグループです。ローカルフードの代名詞の讃岐うどん店は食の選択肢の多様化の中で店舗数を減らしています。

市場縮小のなかでスクラップアンドビルドを繰返しながらも、安さとは異なる価値を食に求める傾向も確実に生まれてきているように思います。それは見せかけの健康志向の糖質ゼロ、減塩商品などではなく、生き方や価値観の共有化を事柄を通じて生産者やお店と行おうとする動きです。

開業して7年、当社は四国の美味しいもの、主に加工食品卸と香川県産固定種のトウガラシである香川本鷹トウガラシを用いた加工品の開発販売を行ってきました。主たる取り扱い品は、地域資源を主原料にしている物、原材料の構成がシンプルな物、四国で製造している物、作り手に共感した物が対象です。その中でも力を入れているのは、できる限り食品添加物の無いもの、できる限り自然な栽培法の農作物を原材料にしている物、四国近海の海のからくる物などです。

製造、加工、流通、販売、消費という食のすべての関係者(サプライヤー)が信頼と尊敬で結ばれる『イート・グッド』な社会の構築が私の使命だと思います。昨年から、食や地域のマルシェでご縁をいただいた方々と、『たべたい食の番組』という動画配信番組をはじめました。また香川本鷹トウガラシの普及の為、七味作りワークショップの開催もしております。

食材購入や食品事業についてのお問合せ、ご相談などがごさいましたらご遠慮なくお問いあわせください。